第2回日本語学校合同スピーチ大会 「いつまでも こころにあるところ」バック(ベトナム):アークアカデミー渋谷校
「いつまでも こころにあるところ」バック(ベトナム):アークアカデミー渋谷校
 
「いつまでも こころにあるところ」バック(ベトナム):アークアカデミー渋谷校


「いつまでも こころにあるところ」と聞いて、皆さんは何を思い浮かべますか? 物ですか? 思い出ですか?遊ぶところですか?
私にとって今、通っている日本語学校がいつまでも心にある場所です。私はもうすぐ卒業を迎えますが、きっと一生忘れられない場所になると思います。
皆さんはいかがでしょうか? 日本語学校の生活はどうでしたか? 先生との信頼関係は築けましたか。
ベトナムから日本へ来て、もうすぐ2年がたちますが、その間にいろいろなことがありました。
最初のころは日本語を勉強しても難しくて諦めたいという気持ちがありました。 お金ほしさにアルバイトをふやしたり、はめをはずして、遊びすぎたりしました。
学校が渋谷にあったので、駅前のゲームセンターやカラオケの誘惑に負けてしまって、 日本へ来る前に立てた自分の目標を忘れてしまいました。
学校を休むたびに連絡がありました。先生にいろんな言い訳を言いました。 「友達が大変な病気になって看病しなければなりません」と言って遊びに行ったことがあります。でも、先生には全部分かっているようでした。


学のためのお金は誰が出してくれましたか?ベトナムのご両親が大変な仕事をしてお金を出したのではないですか?ご両親を悲しませることをしてもいいの?と 言われて恥ずかしいと感じました。 そのとき初めて目標が明らかになりました。

いろいろな国から一緒に勉強している友だち、厳しくても何か困ったことがあればいつでも相談にのってくれた担任の先生。 学校にいるときはみんなの愛情を受けて心があたたかく感じてました。いつも私のことを心配する両親のいるベトナムに帰ったように感じました。

日本語学校は、 言葉が全く話せないところから話せるようになるまでの場所です。
でもそれだけではなく、 人間として大きく成長するところでもありました。 それは子供が育つ過程と同じように一番大切で大変なところだと思います。
嬉しいことがたくさんあって喜んだ分だけ、 悲しいことがたくさんあってがっかりした分だけ、 こういう場所は私の心の底に強く残りました。 皆さんはどう思いますか? 自分の心にある場所を思い浮かべてみてください。 新しい生活になってもいつまでも心にある場所を忘れずに、苦しいこと、つらいことを私と一緒に乗り超えてみませんか。