第2回日本語学校合同スピーチ大会 「私の応援団」メイティン(ミャンマー):アークアカデミー渋谷校
「私の応援団」メイティン(ミャンマー):アークアカデミー渋谷校
 
「私の応援団」メイティン(ミャンマー):アークアカデミー渋谷校


なさん、「情けは人のためならず」いうことわざを知っていますか。
このことわざの意味は「困っている人を助けると、自分もいつか人から助けられることになる。親切は他の人のためではなく、自分のためなんだ」という意味です。

ミャンマーでは小さいころから人には親切にしなさい、困っている人を見たら助けてあげなさい、と言われて育ちました。困っている人を見たら、自分の血や心臓をあげるくらい 親切にしなさいと、ミャンマーの子供たちは両親によく言われます。
そして、私の親切はこのことわざの通り、別の形で私に返ってきました。私の情けは応援団という形で返ってきたのです。

私の応援団の一つはアルバイト先の店長と奥さんです。彼らは本当の両親のように私の面倒をみてくれます。私が風邪を引くと「好き嫌いばかりしているからよ」と 奥さんは薬をくれ、店長は「好きなものを食べなさい」と、私に好きなものを食べさせます。店長は皿洗いで荒れた私の手を見ると、「自分がするから」と言って、 私に代わって大変な仕事をしてくれます。そんな姿を見ると、言葉には出さなくても、店長の深い愛情を感じます。

う一つの応援団はアルバイト先に毎日食事をしにくるおじいさんです。私がアルバイトをしながら日本語の勉強をしていることを知ると、ミャンマーという暑い国に比べ、 日本の冬は寒いからと言って、靴下を持ってきてくれたり、大学の入学式に着て行きなさいと、洋服をプレゼントしてくれたりしました。 「困ったことがあっても、僕がいるから安心して日本語を勉強しなさい」と言ってくれたおじいさんの言葉が、どんなにうれしかったか、言葉にはできません。 この言葉は今でも深く心に残っています。
の二つの応援団はまるで本当の家族のようで、いつも私に親切にしてくれます。ミャンマーの家族とはもう1年半も会っていませんが、こんなにステキな日本の家族が いることを嬉しく思います。東京での留学生活は大変で、人に優しくなんてできない、と思うこともあるかもしれません。でも、一生懸命頑張っている 姿を見てくれる人は必ずいます。 みなさんも「情けは人のためならず」ということわざをときどき思い出してみてください。みなさんの親切もちゃんと自分に帰ってくるはずです。

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